2016年11月24日木曜日

(251) 両利き練習のススメ(30歳以上の方対象)

相変わらず、1時間半だけだが、週末のテニスでは体を動かしてリフレッシュしている。右打ちがメインだが、最初だけ、右脳を鍛え、体もバランス取るために左打ちもやっている。
 
高校時代サッカーをやっていたが、サッカーは右足でも左足でも蹴れるようになっておかないと、試合で活躍できない。今思えば、これは結構脳を鍛えるという観点でも良かったのかな、と思ったりする。
 
右利きの俺だが、今でも、たまに箸を左手で使ってみたり、左手でボールを投げてみたりしている。なんとなく、普段使わない脳が活性化するような気がするからだ。
 
そこでふと考えた。
 
右脳 : 感情脳
左脳 : 論理脳
 
と言われるが、俺の個人的なイメージとして、
感情 : 視覚系(目) ⇒ 光 ⇒ 高解像度のデジカメ ⇒ 「瞬間」を撮影
論理 : 聴覚系(耳) ⇒ 音 ⇒ 解像度が低いビデオカメラ ⇒ 時間軸が入る
というイメージがある。
 
言葉に説明するのが難しいんだが、イメージとして、左利きの人には、絵を描くのが上手な人が多い気がする。何故かと言うと、右脳、視覚系の脳が発達している人が多く、センスがある人が偏るんじゃないか、と思う。
 
人数比で言えば、右利きの人が多い。つまり、多くの人は、左脳の論理脳が発達していて、音の方を重視しているのかもしれない。
 
さて、日本語の漢字仮名交じり文というのは、間違いなく「視覚」系言語だ。
英語、ヨーロッパ系言語はいずれも、表音文字である事から明らかであるように「聴覚」系言語。
 
日本語の場合、「気持ちが自然に出てしまう」という養老先生がおっしゃっているのは、この事にも関係しているんじゃないか、と思ったりもする。日本語は、視覚系の脳を活性化させやすい言語だから、感情がこもりやすいのかも。
 
この点に於いて、日本人は、「左利き」の素養を、海外の人に比べて持っているかもしれないな、と妄想したりする。もしかすると、俺がテニスで左手の練習を一生懸命やって来たのは、本能的に、「日本人らしさ」をもっと強化したい、と思っていたのかもしれない。そうした方が、今のなんちゃって通訳みたいなサラリーマンとしての仕事において、市場価値が上昇する可能性があるから。
 
男性と女性の脳の違いとして、左右の脳を連結する脳梁の太さが違う(女性の方が太い)と聞いた事がある。男である俺がここまで左右の違いにこだわるのは、もしかすると、脳梁が細いからなのかもしれない。女性の場合、右脳と左脳の連絡がうまく行くので、ここまで苦しまないでも、自然に情報を行き来させられる?
 
男性と女性の、右利きと左利きの比率、同じなんだろうか?それとも違うんだろうか?そう言えば、左利きの男性は過去何度も見た事があるが、左利きの女性は、俺、知らないな。単に、女性の知り合いが少ないからだろうか?
 
Wikipedia 左利き
 
プレジデント 2004年 バックナンバー 「なぜ松井稼頭央は左脳と右脳をリンクできるのか」
 
この記事、非常に面白い。確かに、デスクワークが中心の私は、左脳(論理)が強すぎるような気がしている。右脳側を意識的に使うよう心がける、つまり、左利きの練習をしたり、「アホでバカな自分を前面に出す」というのは、結構重要な気がしている。何より、普段使わない脳を使うのって、「楽しい」。

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